先日、フクのお母さん、お兄ちゃんの餌やりさん(Aさん)から
「フクちゃんはそみさんちの子になるの~?実は
友人の知り合いが子猫欲しいって言ってるらしくて、私のところに子猫いないか聞かれたのよ~」
というような内容のお電話を頂きました。
希望者さん → 仲介者さん → Aさん → 私 というルートです。
その時は、もうお見合い予定が入っていたのでいったんお断りしましたが、不成立となった時点で、Aさんにこちらから報告を入れ、一応次のお見合いにも前向きな事を伝えました。
そしてすぐに、お見合い設定となりましたが、希望者さんは車が無く、
「すぐに猫が欲しい」との事で、時間の余裕もあったのでまず私と仲介者さんだけ、希望者さん宅に伺いました。
(もちろん、すぐフクを連れて行く訳にはいきません!!)
希望者さん宅は新築で、各部屋に
猫ドアがあり、南側の窓には丹精込めたであろう観葉植物たち。部屋には新品の猫グッズ。
そこにいらしたのは、猫が好きそうなおじさんお一人。
(奥さんは仕事に行ってる、と仰いました。万が一の時は、息子さんがいる、と仰いました。)
結果は穏やかな「交渉決裂」。
私の説明や条件に対して、「小出しでまどろっこしい、ダンナにも内緒で持って来い」と切れてしまわれました。(おじさん、鉛筆何回もテーブルに投げつけないで下さいよ~~)
その後、この話が臭いと感じたAさんは、希望者さん宅の近所に住むご友人に、探りを入れてくださいました。
おじさんはアルコール依存症で、奥さんは最近おじさんに愛想を尽かし、
猫と一緒に家を出てしまったそうでした。息子さんとも、疎遠になっているようです。
また、おじさんの猫への愛情表現は、どうやら虐待に近いようでした。
(本当かどうかは、又聞きの私には判断できません。)
仲介の方も、希望者さんについて、深くはご存じなかったようで、
あまりにも速い展開、譲渡を急ぐ希望者に出遭った事は、
身をもって(まあ安全に)勉強できたので、よい経験でした。
Aさん ありがとうございます。
私は弱いのよ。守ってくれなきゃ困るのよ。
がんばります…。